このページの目次
短期の未来会計と長期の未来会計
未来会計には長期の未来会計と短期の未来会計があります。まずは長期の未来会計で目標を考えられるかです。
会社で重要なのは資金です。まずは資金を中心に長期の未来会計で長期の目標を描けるかどうかです。
資金で長期の目標を作成できない場合は上（売上）から作成していきます。
この場合、本当にそれが達成できるか？を検討する必要があります。それを達成するためには、広告、商品開発の必要な経費が必要になるかもしれません。
また、予測の売上で作成した場合、それで資金が回るかを検討する必要があります。その資金が回らなければどうすればいいか検討する必要があります。
長期の未来会計で目標を作成するのにある程度の時間は必要です。
長期の目標が完成したら次に短期の未来会計で短期の目標を作成します。短期では月々の目標を作っていきます。
それから月々の販売計画、得意先別販売計画、商品別販売計画、店舗別販売計画、担当者別販売計画を作っていきます。
目標達成に近づく理由
目標を立てたら脳はそれを達成しようとします。できる限りその目標を持ち歩き、意識することです。
これは経営計画書を作成すれば可能になります。実際に私の場合、5年前に作った長期の目標が4年で達成しました。
未来会計では目標を簡単に作れます。目標を作れない経営者が多いです。未来会計図が理解できれば簡単に目標は作れます。
目標を作らないと目標は達成できません。闇雲の経営をしているだけになれます。
目標を達成するために
目標を達成するためには未来会計図で自社の事業構造を理解して目標を作ることです。
何気なく作った目標は意味がありません。だからその目標が達成できません。その目標に意味がなければ達成する意欲は低くなります。
事業構造を理解した上で、もしその目標が達成しないのなら、どうすれば達成できるか？事業構造を理解しているなら、どこに手を打てば目標を達成できるかをわかる様になるかもしれません。
何気なく作った目標ではどうすればいいかわからなくなります。
月々の得意先別販売計画、商品別販売計画、店舗別販売計画、担当者別販売計画も作成していきます。
目標を達成するためにはこれも単月でチェックしていきます。もしこれが達成しそうでないのであれば、目標を達成するためにはどうすればいいか？
事業構造を参考にしながらどのような対策をすればいいかを検討していきます。
実際の例
西川税理士事務所のお客様では当然いろんなお客様はいらっしゃいます。それはそれぞれの考えです。
この考えを押し付けるつもりはありません。ただ少しでも参考になればと考えております。当然目標を作らない経営者もいらっしゃいます。だから否定するわけでもありません。
目標を理解して作った経営者は達成する可能性は言うまでもなく高いです。目標をノルマと考えていないです。そこまでの考え方に達しています。
目標をどうして作ったらいいかわからないお客様には一緒に考えていきます。何回も経営者が納得いくまで一緒に西川税理士事務所と考える場合もございます。
