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試算表だけの月次決算
ほとんどの中小零細企業なら会計事務所から提供を受けるのは試算表だけではないでしょうか?
試算表では当月の損益、当月までの累計の損益、当月の貸借対照表しかわかりません。それに数字を並べているだけです。
だから経営者は数値嫌いになるのです。試算表でさえ意味がなくなってしまいます。
経営者が数値を気にしなくなったら、結果をみない、気にしないと同じです。
今していることが合っているか、合っていないかもしれません。合っていなくて赤字が増え続けたらどうなるのでしょうか?資金がなくなり事業を継続することはできません。
債務超過になりにっちもさっちもいかない企業をたくさん見てきました。
月次決算のメリット
月次決算をすることによりどう変わるか?数値は結果です。
結果を見る様になればどうすればいいか考える様になります。まずは赤字でないか、黒字であるかを見ないといけません。
赤字を続けていれば当然資金がなくなります。赤字を続ければ資金を増やすことはできません。
月次決算のメリットとして資金不足を未然に防ぐ必要があります。
赤字黒字であれ、会社は儲けなければなりません。黒字にして儲ける必要があります。
儲けないと人を雇うことはできません。儲けないと資金を増やすことができません。月次決算の大事なメリットとして儲けているかどうかを確認することができます。
月次決算で目標を立てることにより目標と実績をチェックすることにより実績が目標に近づいてきます。
目標を意識することにより売上、利益が今までとは違ってきます。これも大きなメリットです。試算表だけの場合と全く違います。
弊社の月次決算の特徴
弊社の月次決算では数値嫌いにならない様にグラフや図を取り入れています。
先にグラフや図で数値の感覚を掴み、数値を見ていただきます。月次決算書だけでも16枚以上あります。
一つ一つ理解が出来る様にしております。まずは理解して頂くことを優先します。
理解する為に当社独自で作成した資料も付けることがあります。損益はできる限り多角的に見る様にしております。理解が難しい資金も簡単にわかる様にしております。
月次決算を導入するとどうなるか
月次決算が慣れてくると数値から判断して何をすれば儲けることが出来るかもわかってくるようになります。
どこに手を付ければどうなるか、実験してわかってきます。
そうすればどうすれば重要な粗利が増えるかもわかってきます。
売上を上げるのが難しい場合は、これに手を付ければ粗利が増えて、結果重要な利益や資金も増えることが理解できます。
月次決算を導入することにより、たくさんの目標を検討することができます。例えば何日で固定費を回収するかも目標とすることもできます。
月次決算を導入することにより確実に会社が強くなってきます。