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過去会計
会計事務所が提供する試算表は過去会計。
たとえば10月にお客様である経営者とお会いして9月分の試算表をお持ちします。一般的な説明として9月の売上、仕入、販売費一般管理費をそのまま説明します。
それと9月までの累計の売上、仕入、販売費一般管理費を書いてある通りそのまま説明するだけです。正直、見たらわかります。経営者は「だから何?」と思います。
決算前に簡単な節税対策をします。決算を迎えます。
決算書の損益計算書や貸借対照表を同じ様に説明されます。納付書を渡されます。
それで終わりです。これが過去会計です。どうでしょうか?
過去会計と未来会計
過去会計は未来会計とセットすることにより過去会計は生きてきます。
まずは過去会計で現状を把握します。今の現状で会社の問題や課題を一緒に考えていきます。どんな会社でも問題や課題があります。
5年後の理想の会社を思い浮かべます。
- 売上はいくらなのか?従業員は何人くらいなのか?
- 従業員の平均年収はどれくらいなのか?
- 自分の給料はいくらなのか?
- 会社の資金はどれだけあればいいのか?
- 会社の借入はどれくらいまで減らしたいのか?
本当にそれでいいのか、それは達成できそうなのかを考えていきます。
現状と5年後を比較することによりまた課題が見えてきます。
- この商品のままでいいのか?
- このサービスのままでいいのか?
- 5年後はもっと商品やサービスが発展していないか?
- 同業者と比べ差別化できているか?
現状と理想を比べるのです。これが未来会計の第一歩です。
未来会計の弊社のお手伝い
5年後の理想の会社を想像するのはワクワクします。
楽しいです。やる気が湧いてきます。
しかしその理想の会社の数値を作成するのは非常に難しいです。
5年後の数値を作ることはできますか?恐らく脳がストップしてしまいます。未来会計をお手伝いできる会計事務所でも5年後の数値を作ってください、とほったらかしにされるでしょう。
作ったとしてもこれは無理ですね、と言われてしまうだけです。
弊社はそのお手伝いも積極的にします。経験も豊富なので経営者が納得しながら作成できます。
全くわからないときはまず当社がたたき台を作り、それから何回も何回も打合せをします。
それで納得できる5ヵ年計画を作成していきます。5ヵ年計画は基本的には毎月考えるので常に経営者の頭が未来志向になってきます。
短期的な未来会計も行っていきます。
売上等をヒアリングしながら決算予測を行い、税額はどうなるか?資金はどうなるかを一緒に考えていきます。
短期的な未来会計においてもどうすれば目標の決算数値、資金に近づけることができるかを考えていき、できる限り経営者がそれなら出来そうなことを探していきます。
通常の会計事務所なら目標の決算数値、資金に近づけるため無理な数値を伝え、経営者は「それは絶対に無理」と拒絶してしまいます。そこが大きな違いです。