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過去会計だけとの比較
会計事務所が作る一般的な試算表や決算書が過去会計に当たります。過去の数値が並べてあるだけです。
これだけでは現状しかわかりません。売上高が〇〇〇円、仕入が〇〇〇円、粗利が〇〇〇円、給料が〇〇〇円、経常利益が〇〇〇円と記載されているだけです。
これだけでは現状しかわかりません。これだけを説明するのは意味がありません。
経営者はだから何?と考えてしまうのです。そこで脳がストップします。
未来会計ならそこからどうするか?何をするか?目標も考えることが可能になります。過去会計の情報だけと違い情報量が極端に違ってきます。
経営者の脳がストップしません。明るい自社の会社の未来へ導こうとします。
未来会計を導入しない場合
未来会計を導入しない場合、すなわち未来会計を考えない場合どうなるか?現状のままになります。
ほとんどの経営者はそうなのですが、試算表なんて見る意味がないと思ってしまいます。会社の数値を見なくなります。会社がどうなっていっているかがわかりません。
ただ闇雲に頑張っているだけです。問題が起きてもわかりません。課題も全くわかりません。
既存の商品サービスの売上は下がって当然です。それもわからなくなります。赤字かどうかも気にしなくなります。気付いたらお金がなく事業が存続できない状況になります。
また利益が出ている会社はどうなるか?いつも申告月になってしか税額がわかりません。
もしそれまでにわかれば人件費や教育費、広告宣伝費等の未来費用に投資できたかもしれません。積極的な未来費用を使うことにより税金よりも将来の投資にお金を使えたかもしれません。
将来の売上まで響いてきます。
難しい未来会計
会計事務所のホームページでは未来会計を説明するときに、経営課題、体制転換、経営指針、モニタリング、経営判断、PDCA等の難しい言葉で説明されています。
これでは流石に経営者は拒否してしまします。未来会計は難しいものと思ってしまいます。
弊社ではヒアリングしながら説明していきます。難しいものではありません。
簡単に理解できるように説明していきます。そのときに出来る限り図を使います。
目で見て理解出来る様に説明します。理解ができればたくさんの応用が可能になります。
過去会計と未来会計の繋がり
会計事務所のホームページでは「過去会計は×、未来会計は〇」の様に記載されています。それは違います。
過去会計で財務(資金)、事業構造を含めて現状の把握が必要です。それから会社の未来はどうするか?なのです。
過去会計では未来会計のためにどの様に整理するかが重要になります。
整理の仕方により未来会計が実践できるかどうか左右されます。未来会計のための過去会計の整理が必要です。
この様に過去会計と未来会計は繋がっているのです。過去会計の整理して財務、事業構造の把握が重要なのです。