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計画は無駄かどうか?
計画を立てても意味がない、無駄と思っている方がいらっしゃるかもしれません。
計画を立てて達成できない場合、2つの選択肢があります。
1つ目は「計画なんて意味がない、無駄だ」と考える方です。
2つ目は「なんで出来なかったのか?どうすれば出来たのか?」を必死に考えて実行する方です。言うまでもなく違いは明らかです。
計画なんて意味がない、無駄と考えている経営者はそれで思考は停止します。時代の変化早いです。
お客様の要望はどんどん変化します。それに合わせて会社の商品やサービスを変更しなければいけません。これを計画しなければ会社は衰退していくだけです。時代の変化に応じて計画をしなければいけません。
経営者なら計画をすることです。予測して時代が変化するなら会社の将来を計画しなければいけません。そうしなければ衰退していくだけです。それでも計画は無駄と考えるのでしょうか?
従業員がやりがいを持ち、いい従業員が採用できます
従業員は経営計画書に書いてある使命感や経営理念、ビジョンがないと、何の為に仕事をしているかわかりません。
ただ指示されている仕事を従業員の一般常識から考えて処理しているだけです。使命感、経営理念やビジョンがないと個々の従業員の経験の一般常識から処理をするしかありません。
経営者の意図を感じず処理しているので従業員が一生懸命に処理しているのに経営者から指摘をされます。それで従業員が嫌になってしまいます。
そこの会社にいれば従業員がどうなるかを経営計画書に記載するので従業員はやりがいを持って仕事ができます。また従業員の目標も明確にわかるので目標を考えることができます。
従業員の給料を将来的にこうしたい、従業員の待遇をこうしたい、これを書いていけばやる気が出ます。これを採用時に打ち出せば、募集人数はかなり増加します。
その中で経営計画書を使い採用活動をすると会社に合った従業員が採用できます。
経営計画書は即効性があるか
経営計画書を導入して直ぐにいい効果が表れる場合もあります。直ぐに効果が表れない場合も多いです。
効果が表れない場合でも何年も使っていると徐々に変わります。数年後に比較してみると全く違った会社になっている場合があります。弊社も直ぐには効果が表れませんでした。最初は逆効果でした。
この逆効果は弊社にとっていい伸びになりました。私もずっと経営計画書を使っています。疑問に感じたことはありました。でも使い続けました。そうすると経営者の考えが浸透出来る様になりました。
これは少しづつであるため分かり辛いです。数年前と比べると大きな差になりました。
経営者の仕事と従業員の仕事がわかる様になります
中小零細企業の経営者は従業員の仕事をやりがちです。
中小零細企業の社員は作業だけになってしまいます。
そうすると社員と時間給の方の仕事の区別がつきません。経営計画書を作ると経営者の仕事と社員の仕事が明確にわかります。社員にも難しい仕事を依頼することができます。
経営者は経営者の仕事に専念できます。経営者が従業員の仕事をしているので会社が伸びるわけがありません。