2023年 経営計画説明会

1/30日に経営計画説明会を事務所で行いました。

新しい経営計画書で渡して今年の経営計画について説明しました。

今年はどうするか?これを経営者の頭の中だけで考えても仕方ありません。

まず初めに昨年の数値の結果を公表します。

嫌がる経営者も多いのですが、私は勇気を出して公表しております。根性は要りますが、数値を公開するメリットの方が大きいと考えているからです。

私が従業員のときに自分の会社の数値を知りたかったからです。

数値だけではダメです。中身をどうしていくかです。

まずは弊社の事業の目的を確認し、将来目指す会社像(ビジョン)を説明しました。

特に重要なのが、従業員が弊社で働いていればどうなるか?です。

一般的には、売上や従業員数の規模をビジョンにします。そこで働いている従業員は全く興味がありません。しかし、経営者の見栄でどうしても売上、規模、利益をビジョンにしたがります。従業員の皆様が協力がないと売上、利益は増加しません。基本的に損益計算書は会社の従業員全員でつくるものです。従業員がうちで働くとどうなるかを説明しなければいけません。

次に前期を振り返って良かったこと、悪かったことを伝えていきます。数値も重要ですが、中身はもっと重要です。

経営は先の先を考えなければいけません。今の現状、先の予測、先の先の予測を説明しました。先の先の予測してどのような対策をしていくかを説明していきます。

前期の良かったこと、悪かったこと、先の先を考えた上で、今期をどう取り組んで行くかを説明します。

そして数値の説明をします。経営では数値なければ測る指標がありません。失敗したか、上手くいったかがわかりません。ただ数値は測る指標だけです。でも重要なのは中身です。

数値の目標としては何でもいいかと思います。具体的な方がわかり易い。例えば、この商品の売上はいくらにする、このお客様の売上はいくらにする、担当者の売上はいくらにするか、社員や時間給を何人採用するか、人件費をどれだけ上げるか、抽象的な数値よりも具体的な数値の方がわかり易いです。

数値の目標を達成すればそうなるかも伝えています。これが決算賞与になるのです。少しでも従業員がやる気になる様に工夫しています。

これを毎年すればいい結果になるのは当然です。経営者が必死に将来を考えるからです。私もかなり時間を割いて自社の経営と向き合いました。

なぜ経営者は経営計画書を作るのか?経営計画書は、社員と家族そして会社を取り巻く全ての人々を幸せにするために持続的に成長させてくれる道具です。

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